愛あるブランド、独創ランチ競う 松山で審査
えひめ愛フード推進機構(会長・中村時広知事)が認定した「愛あるブランド産品」を使った料理コンクールが18日、愛媛県松山市湊町5丁目のいよてつ高島屋であった。県内の宿泊施設や飲食店に所属するプロの料理人45人が考案、調理したメニューが並び、審査担当者をうならせた。
ブランド産品のPRと地産地消を進めようと同機構などが毎年開催し9回目。今年のテーマは、開催が来年に迫った愛媛国体に対応した「おもてなしランチメニュー」で予定売価は2000円に設定した。
和食、洋食、中華の3部門があり、それぞれに使用食材を指定。和食ではミカン果皮を混ぜた餌で育てた「みかん愛ぶり」を使ったぶり大根、中華では愛媛甘とろ豚にイヨカンの香りが漂う煮込みなどが出品された。国体出場選手を意識し「体力回復」を売りにしたメニューもあった。
最優秀賞、優秀賞に選ばれたメニューは、調理師が所属する店舗で提供される予定。